以前に行った動的耐震診断の様子を書きます。

通常の耐震診断は、図面を基にして、耐震計算ソフトに入力して

耐震診断を行いますが、動的耐震診断は違います。

通常の耐震診断は、図面通り建物ができているか、床下、屋根裏などを目視で

確認しますが、実際は確認できない部分もたくさん出てきます。

見えない部分が、白蟻や漏水、雨漏りで傷んでいても、わかりません。

計算上の耐震工事をしても傷んでいるところがあれば意味がありません。

なので、動的耐震診断の出番です。

簡単に説明すると、家屋の2階の計算上の重心などから、場所を決めて

実際に機械で振動を与えて、1階部分、2階部分の8から9か所にセンサーを

つけて振動を計測して、耐震診断するものです。

ですから、今の家屋の状況での、耐震診断ができます。

動的耐震診断の様子

これがセンサーです。

これが振動します。

地盤もできます。

センサー、振動器　の接続

接続器

計測波形

動的診断設備

このお宅は、耐震診断と動的耐震診断と　同じ結果でした。

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