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外壁塗装 サイディング塗装 塗装の目安 と 診断 横浜 川崎 神奈川

■ サイディングとは
サインディングは、セメントなどの非金属原料を高熱処理して形成した、比較的新しい建築外壁材です。木造戸建住宅の外壁材料は、従来モルタルを下地にしてその上から塗装を施した工法が一般的だったわけですが、サイディングを使用した外壁は、モルタル工法より手間がかからず短期間で工事できることから、近年急速に普及し、現在では住宅外壁のほとんどがこのサイディングを使用したものになってきています。

なおモルタル外壁を「湿式工法」、サイディング外壁を「乾式工法」などと呼ぶこともあります。

サイディングもいろんな分け方ができるのですが、塗装という観点から分類していくと、無塗装板(製品)と塗装板(製品)に分けることができます。無塗装板は、現場で塗装するためのサイディングで、モルタル湿式工法の下地の代替として登場した製品と考えても良いでしょう。いっぽう塗装板は、カラー・デザイン(柄)などが工場で塗装(印刷)されて製品化されていますので、現場では塗装の必要がありません。

最近ではモルタル外壁の風合いを求める方が増えて、無塗装サイディング+現場塗装の外壁も見られることがありますが、比率としては工場で塗装されて出荷される塗装板が圧倒的に多いです。

【サイディングの塗り替え工事のタイミング】
サイディングの塗り替えは、新築から10年目というのが一般的ですが、製品によっては7年から8年で塗り替えしたほうが良いケースもあります。またいっぽうで、セラミック塗装を施した高価なサイディングになると、サイディング自体の塗膜はかなりもつものもありますので、塗り替えのタイミングについては、信頼できる業者に診断してもらうことが大事です。つまり、工場で塗装されているサイディング外壁の塗り替えのタイミングは、サイディングのグレードによって大きな差があるということです。

なおサイディング自体の塗膜はしっかりしていても、サイディングの継ぎ目のコーキングは、数年で切れたり痩せたりしてきます。そのまま放置しておくと雨水が躯体に進入して、構造体を劣化させる原因になりますので、3年、5年といった短いサイクルで点検し打ち直すことをおすすめします。またサイディングの塗り替え時も必要に応じてコーキングの増し打ち、打ち直しは検討してください。

【サイディング塗り替えの注意点】
サイディングの塗り替え塗装工事は、高圧洗浄により壁面の洗浄からはじまり、下地調整、そして3度塗りという工程で進み、とくに特殊な工程が挟まれることはありません。

ただ施主側が注意しなければいけないのは、柄印刷が施されたサイディングやタイル調サイディングの場合、塗り替えしてしまうと、当初の柄が消えて無地になってしまうということです。

当初の柄を生かす場合は、サイディングの柄を生かすための透明な塗膜をつくる塗装が最近出てきましたので、塗装業者さんとしっかり打ち合わせして工事内容を決めなければなりません。ただし透明の塗装を採用するにあたっては、ベースとなるサイディングの色あせなどが進んでしまうと使う意味がなくなってしまいますので注意してください(つまり塗り替えるなら早めにということです)。

またタイル調サイディングの場合は、コストが高くなりますが、タイル部分と目地部分を色分けして塗ることもできます。何も指定しないと、目地もタイルも一色で塗装することになりますので、工事前に打ち合わせして塗り方を決めておきましょう。



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